塗り壁とは、左官工事で仕上げる日本の伝統的な工法で、クロス貼りや木質系の板張りなどの乾式工法に対して、湿式工法と呼ばれています。
継ぎ目のない一体の壁面をつくることができ、防火性、断熱性に優れ、調湿性があるなどの特徴があります。調湿性は室内に湿気が多いときは素材が湿気を吸収し、乾燥期にはこれを放出するので結露防止や適度な湿度の維持に効果があるとされ、日本の気候・風土に適しています。
ここ最近、京都では町家の希少価値が上がってきてます。やはり町家と言えば、漆喰壁や聚楽壁、土壁、砂壁など情緒を感じる仕上げがおすすめです